恋活日記

恋活頑張ってみたレポート

出会い系アプリを使ってみたレポートその4

前回の続き。

 

こじらせたハンスをLINEでブロックしてから数日。

 

「そもそも出会い系なんかいる奴なんてロクな奴いないよ??」

「私はそんなのしなくても寄ってくるけどな」

 

一緒に遊んでいるときにやたら出会い系サイトを否定し、自分がする友達。

うん、確かに友達は可愛いしそうだろう。

一緒に行動していても確実にナンパされるし、よく告白されているようだし。

でも、みんながみんなそうじゃない。

 

ヒールで歩き疲れた足を休めるために、適当にカフェに入る。

そこでも話は恋の話に。

 

「私さーこないだも友達に告白されちゃったんだよね」

「付き合うの?」

「付き合わないよ。友達として接してたし考えられない」

「そっか」

 

友達は彼氏と別れたばかりだったし、

私も好きな人を諦めたばかりだった。

なので自然と話は前の相手の話に。

 

「男の傷を癒せるのは男だけだよね」

「やっぱりそうなのかな」

「だってさ、どっか行くたびに前の人とここで遊んだなーとか買い物したなーとか昔の事思い出すんだよ?新しい人で上書きするしかないじゃん」

「私も前の人を忘れたいから、はやく誰か見つけたいんだけどな」

 

そこで一呼吸おいて友達が話し始めた。

 

「だからってハンスさんは無くない?好きだったの?」

「好きになれるかを知るために会ったのにあれじゃ無理だよね」

「ネットだから会う前にもっとどんな人か調べなきゃダメだよ」

「普通に会話成立したし趣味も合ったからいけると思ったんだけどね」

「その趣味も嘘かもしれないじゃん」

 

そこからいつもの友達の説教が始まる。

友達はいつも話し出すと人より高い目線で喋り出し、

どっかの恋愛本にでも載ってたのか?と思うような理屈っぽいことをつらつら語り出す。

同じ事を言い方を変えて何度も話す冗長感にうんざりしてしまう。

 

「そもそもさ、恋愛って相手と自分の需要と供給が一致するから付き合うんじゃん?ハンスさんみたいな頭良い人、めちゃくちゃ可愛い子とか凄い良い家の人とかじゃなきゃ釣り合わないでしょ。顔が良く無くても○○大の○○学部くらい頭良ければ将来安泰だし女はそれ目当てで寄ってくるんだから、そんな人が出会い系とか真面目な出会い探してやってるわけないんだよ」

 

うざ…。

こういうとき、普通の女の子だったら実際どう思ってようが空気読んで「嫌な男と当たっちゃったね~頑張って次いい男探そう!」とか言うのに全部マジレス。

確かに私はめちゃくちゃ可愛くも無いし良い家の子でもないけど普通それ本人に面と向かって言うか??しかもこんな凹んでるときにさ。

話を聞いていてイライラしてきた私はつい言い返したくなった。

 

「私の友達はアプリで彼氏作って今も続いてるけど?」

 

「その友達はもともと男慣れしてたんでしょ。JDは違うでしょ。ハンスさんといるの見ててこれはダメだなーと思ったもん」

 

はぁ??

私なりに頑張って話してたのにそんな事思ってたの??

初対面の人と話すなんて緊張するのが当たり前なのに、それを男に慣れてないせいにされたのもイマイチ納得いかない。

そんなやりとりをしていたら友達の発言はもちろんの事、ハンスのクソみたいな言動まで思い出してどんどんイライラしてきて、

 

「○○さん(片想いしてた人)と付き合えたら良かったのにな」

 

ついそうこぼしてしまった。

そこに

 

「はぁー…」

 

と大きなため息。

そして

 

「あのまま○○さんの事追い続けてたとしてもJDは都合の良い女になってたと思うよ」

 

…………は????

何様????

 

「だって大切にされてなかったもん」

 

…………

 

……………………

 

…………………………………………は????

 

それ、お前が言うか?

 

前の彼氏と結婚を考えていて、

結婚資金を貯めようと約束して、

出資金額を記録付けたら明らかに収入に合わない金が出てきて、

それが彼氏が自分の親からソシャゲのために借りた10万だったお前が??

 

彼氏がアトピーだから結婚したら子供はいらないし、

セックスしたくないから彼氏にパイプカットさせるんだって言って、

彼氏も了承した風にしてたけど、

出会い系で浮気未遂(彼氏がモテなさすぎてできなかった)されて、

号泣しながら別れたお前が????

 

はぁ

 

そうですか

 

その後の事はよく覚えてないけど、

とりあえず自分の事棚に上げてめちゃくちゃdisられた事だけは覚えてる。

 

それからも連絡はとっていたが、

何故か不自然にLINEで男から貰ったアクセサリーや男と一緒に行ったオシャレめのレストランの写真が送られてくるようになった。

 

私が卑屈になっていたせいかわからないが、どうしてもその当時の私から見ると

 

「男にモテる可愛い私!それに比べてお前は男に目にかけてももらえないブス!!」

 

といったマウントをとられているように感じられてしんどかった。

しんどかった。

 

20ウン年来の友達で喧嘩しては別れたりくっついたりしていたが、

この一件で人の性格はどうにもならないなーという事を思い知ったので、

その友達とは距離を置く事にした。LINEもブロックした。

 

しばらくしてそれまでのクソみたいな数年を断ち切るために美容室に行ってイメチェンをしたときに、担当した美容師さん(♂)に一連の事を話したら

 

「そんな奴友達じゃないよ!!」

 

と力強く言ってくれた。

ビジネスのために同意してくれただけだとしてもいい。

それでちょっと心がラクになった。

 

そして、そのとき同意してくれた美容師さんが私の今の彼氏です。

 

とかだったら面白かったのにね。違います。

(でもめっちゃ腕がいいのでそれ以来ずっと指名してますw)

 

私の男を見る目のなさと第三者を連れて行くという選択がこんな面倒を起こしてしまったのだと思うので、これからそういうアプリを使う人は気を付けようねって事で…。

 

逆にそういう人を炙り出せて良かったのかもしれないけど、普通の人なら最初から地雷ってわかるんだろうな。

なんかそんなしんどい想い出でした。