趣味コンに参加してみたレポート1
前回、街コンに参加したのは私が学部2年生の頃なので、2年前。
現在私は学部4年。
都内で就職活動をしている。
街コンやアプリ(※他記事参照)の苦い記憶が、しばらくの間私を恋活に消極的にさせていたが、友達に愚痴を言っても哀れまれるだけでどうにもならないし(そもそも周りみんないない歴=年齢で恋愛の話ができる雰囲気じゃない)だからと言ってネットで相談しようもんなら顔も知らねーくせに偉そうに「お前の顔面偏差値が低いからだ」とか言ってくる奴がいるから本当にどうしようもない。
私は知らんが可愛くても喪なんて星の数ほどおるわ張り倒すぞ。
たまに「自分磨き頑張れ☆」とか言ってくる奴もいるが、そもそも自分磨きの定義とは?
そんな漠然とした言葉で言われても何をしたらいいのかわからないと言えば、化粧を変えるとか、ダイエットするとか…と返ってきたりして、そんなもんでどうにかなるならこんなに悩んでなくね??とか思ったりした。
でもキッカケって些細なもので、以前「出会い系アプリ使ってみたレポートその4」でも触れた片想いの相手のために伸ばしていたハイキングウォーキングQ太郎みたいな黒髪を、未練を断ち切るため美容室に行きオシャレな兄ちゃんにバッサリ切ってもらった。
そしたらそのショートが超絶似合ったのだった。
実は1度恋愛で凹んでる時に某パ〇センTVに出たモ〇髪師の表参道にある美容室で髪を切ってもらった事があったのだが正直微妙で大したことねーなと思った(切ったのは他のスタッフだったけど)
しかしこの兄ちゃんの腕がめちゃくちゃ良いので、この兄ちゃんこそが私にとってのモ〇髪師だ…!と確信した。
髪型がきまると適当な服を着て歩くのが勿体なく思えるようになる。田舎の学生のバイト給料でも買える古着屋とGUで服を買い、毎日化粧をする、しない日はマスクをする、を徹底するようになった。
そしたらハイキングウォーキングQ太郎の時より数千億倍人間になれたような気がした。
そのような事があり、以前よりは多少自信がついて、また恋活をしてみようと思えるようになった。
恋活の前に就活しろって話なんだけど、3月から始めた就活が8月を目前にした今でも上手くいかず、そろそろ疲れてきたので気分転換したかった。
そんな事を考えてある時何の気なしに「街コン」でワード検索してみると街コンジャパン(https://machicon.jp)のサイトを発見。
前回は最初から「地方名 街コン」で検索していたので出てこなかったらしい。
どうやらここは色んな主催の街コンが紹介されているサイトのようだった。
スクロールしていくと、面白そうなものを見付けた。
「謎解きコン」
…何コレ?
謎解きすんの?
ページに飛んで説明書きを読んでみる。ホントに謎解きするらしい。
そして、どうやらこれは「街コン」というものではなくて「趣味コン」というものらしい。
同じ趣味を持った男女が集まることで、話題のない気まずさを回避するという狙いがあるっぽい。
面白がって謎解き以外にどんな趣味コンがあるんだ?と調べてみたらザッと見た限りでも野球、座禅、猫カフェ、旅行…などなどアウトドアインドア問わず多種多様なものがある。
どうやらここには街コン以外にも、趣味コン、プチ街コン、恋活・婚活パーティー、婚活バスツアー(もはや街コンではない…)などがあるらしかった。
私はここのサイトを見るまでそんなものが存在する事を知らなかったのだが、それもそのはず。どうやら趣味コンなどは私の住む地域では開催されていないらしく、検索をかけても1件も出てこなかった。
しかもここで衝撃の事実が発覚。
私の住む地域では街コンは1件も開催されていなかった。
私が前回参加したのも、よく調べてみると「プチ街コン」という形態だったらしい。
街コンはいくつかの店舗を移動するもので、プチ街コンは一店舗でコンパをするというものの事を指すらしい。知らなかった…。
前回ローカル主催でセッティングもグダグダ、スタッフが参加者とLINE交換したりと色々気になる事はあったが、初参加だからそういうものなのかと思っていた。
でも、どこを調べてもそんな事書いてる人がいなかったのであれは非常識だったのか…?と後から不信感が増し、次に参加するときはもっと大手が主催している街コンに参加したいと思っていた。
なので、今回も一応地元で街コンジャパン主催という条件で検索をかけてみたのだが…
出てきたのはアニメコン1件。
…マジ!?
大手主催がアニメコン(しかも1件のみ)って偏りすぎじゃない!?
地元は一応地方都市と呼ばれているところだけど、こういう事がザラにあるので地方都市ではなくただの地方なのでは?と思ってしまう。
就職活動以外でまで地方格差を感じたくない…。
何の気なしに、検索条件を都内に変更してみる。
……
沢山のページ。1日だけなのに何件もhitするコンパ。
…都心住みで出会い無いとか言ってる人やドラマが嘘臭く思えてくる。
Hitした中に「占いコン」というものを見付けた。
都内開催だが、面白そう。
占い師が参加者を占うので、その内容を共通の話題にして盛り上がれというものらしい。
私は過去の幾度もの失敗を経て、人を見る目を養おうと考えた。
しかし、ただ接して得られる情報だけで人を判断するのは難しいと考え、
人を知る際の補助のために人の生年月日を使って基本的な性質を知る技術を身に付けた。
いわゆる占いである。
あまり趣味がない私だが今一番の趣味は占い。
取っ付きやすいので、おそらくみんな占って欲しいー!というノリで参加するのだとは思うが、ひとりくらいは趣味として占いやってます的な人がいるのではないか…?という淡~い期待があり、興味を持った。
そんなマニアックな人がいなくても占いやって盛り上がるの面白いんじゃね?と思った。
都心なら地方と違って参加する人達の層も違うかもしれないし、これは確かめてみる価値あるんじゃない?
開催地は都内だけど丁度その時選考で東京に行く予定があった。
帰りの夜行バスは日付が変わった後の便。
毎度それまで時間が余るのが悩みの種だった。
いくら都心でもそこまで遅い時間になると暇を潰せそうなミュージアムや店なんかは軒並み閉まってしまう。
そう考えたら夜開催街コンは程良く時間も潰せて異性と話す経験を得られて合理的ではないかと感じた。金はかかるけどまぁ出会い代と思えばいいだろう。
以前はダメだったが1度で判断するのも良くないし、そもそもアプリでも思い知ったが自分には男を見る目がない。
男とまったく接しない生活をおくっているから当然だが。
大学生活のほとんどを過ごしている研究室には女しかいない。
地味目な大学生でも普通に彼氏がいたり男友達と飲み会をしていたりするのが不思議。
サークルの集まりなのか?
私の入ったサークルは酒を飲める人がいなかった。
一部の飲める人も、酔うと何を勘違いしてか女にベタベタするようなアホしかいなかった。
「女の子が喜ぶスキンシップ第1位」というアホみたいな記事を真に受けてか、頭ポンポンしてきて悦に浸ってきたりとひたすら気持ち悪い思いをした記憶しかない。
そして、そういう奴等が仕事をしないため私が勝手に部長にさせられ、仕事を押し付けられるのが毎回の事だった。
4年になり就活も始まったのに飲みクズどもは仕事をしていなかったので後輩への引き継ぎもまともにできず、私の負担が増え、そんな事が続いたため私が学生課に直訴しサークルを廃部にしたという嫌な思い出がある。
そんなカスゴミみたいなサークルで恋愛なんて有り得ないし男友達なんか作れるはずがない。
話がそれたけど、私はまた街コンにチャレンジしてみようかと思った。
アプリは会うまで時間がかかるし、相手がどの程度の期待感で来てるのかわからない。
それなら短時間でも最初から対面で話せる街コンの方が面倒がない気がした。
仮に前回のように歳上ばかりで次に繋げられなくとも異性と話したり観察したりする事で経験値を上げられるし、見る目を養えるかもしれない。
恋人ができない人は職場や趣味の集まりなど常に所属するグループの中で「この中で誰が一番好き?」と考える事がトレーニングになるらしいし。
私は一週間後の「占いコン」に申し込んでみた。
遠方参加で引かれるかもしれないけど、万が一にも何かあるかもしれないし。
何もしないよりはいいだろう…それくらいの軽い気持ちで申し込んでみた。
「占いコン」がどんな感じだったのかは…
次回に続く。